ロゴを作成する基本的な流れ

ブログなどのウェブサイトは、読者の印象に残ることが大切です。有益な情報を発信することは当然ですが、デザインで印象付けることも戦略の一つになります。ロゴはサイトのブランディングをする手段の一つで、一番最初に目に止まりやすい物です。関連サイト⇒Biz-Up! … ロゴのデザイン

どのようにロゴを作成していけばいいのか、基本的な流れを把握しておきましょう。

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サイトのイメージを固めておく

ロゴはそのサイトをイメージしやすいことが重要で、どういったことがイメージできるのか単語を書き出すことが大切です。サイトにはどんな内容のコンテンツがあるのか、どのような人に向けて発信しているのか必ず明確にしておきましょう。

しかし雑記ブログを書いていると、様々なジャンルの記事を扱うことになります。そうなるとサイトのイメージがつかみにくいことがありますが、その場合は自分自身のイメージやこんな風になりたいという言葉を書き出すこともできます。

制作を依頼するなら情報を正確に伝える

自分でちゃんとしたデザインを作れるのであればいいですが、自分でできないのであれば制作を依頼することになります。

どんなイメージのロゴを作りたいのか、しっかりと情報を伝えるのが大事です。情報不足になってしまうと納得いくロゴにならず、何度も修正を依頼することになります。

そうなるとデザイナーも大変ですが、追加費用が掛かったすることもあるので注意が必要です。スムーズに制作できるように、事前に情報はまとめておきましょう。

細かい部分を修正していく

ヒアリングが終わればデザイナー側が、いくつかのデザインを作ってくれてそれを提案してくれます。提案されたデザインが、必ずしも納得いくわけではありません。その場合は自分がイメージしているものに一番近いものを選んで、修正をお願いしましょう。

文字の大きさや色など、納得できるまで続けた方が良いです。その分費用が掛かるかもしれませんが、ロゴに妥協してはいけません。より多くのユーザーに繰り返し訪れて欲しい場合は、見た人の心に残るロゴデザインにすることが大事です。

WEBコンペで提案を集める

デザイン事務所などに制作を依頼すると、費用が多くかかってしまいます。十分な収益があるサイトであればいいですが、収益がそこまで安定していないと予算に不安があります。そのような時に考えたいものがWEBコンペ方式で提案を集めることで、少ない予算でたくさんの提案を集めることが可能です。

コンペの場合は誰でも提案することができるので、クオリティが低いものもあるので注意しましょう。WEBコンペの場合は自サイトで行うのではなく、クラウドソーシングサイトを利用することになります。クラウドソーシングはネット上で不特定多数の人に業務を発注することができるもので、ランサーズやクラウドワークスなどのサイトがあります。

依頼者と受注者の間にはクラウドソーシング会社が入るので、支払いのトラブルを避けることが可能です。費用を抑えたい場合は、クラウドソーシングの利用も検討してみましょう。またクラウドソーシングでは、コンペ以外にもプロジェクト方式での依頼もできます。

こちらはできたデザインを提案されるのではなく、何ができるかなど受注者が自分をアピールする提案文を出します。書類選考をするような感じであり、気に入った人がいればその人に決める流れです。それからプロジェクトが始まり、直接デザイナーにイメージを伝え制作してもらいます。

ロゴ作成ができるwebサービスを使う

そこまでクオリティは求めてないけどある程度のデザインのものが欲しい場合に、ロゴジェネレーターを使うという選択肢もあります。無料と有料のものがありますが、簡単な操作で作れるサービスが多いです。好きなデザインを選び、テキストを入力するのが基本的な手順です。

サービスによってはシンボルマークを入れることができたり、背景を変えられたりするなど自分が使いたい機能があるところを選びましょう。注意しなければいけないこともあり、かなや漢字など日本語表記に対応しているか確認することが大事です。

海外サイトが多く、日本語表記に対応していないところも多いです。ロゴに日本語を使わないという場合は良いですが、漢字などを使う場合は対応しているか確認しておきましょう。対応していないとサイトの説明なども英語で書かれていたりするので、操作がわからないこともあります。

そして特に注意が必要なことが、商用利用が可能かどうかです。ロゴジェネレーターは様々なサイトがありますが、そのすべてが商業利用が可能なわけではありません。素材によって購入や申請しなければいけないこともあり、使う場合は利用規約をしっかりと読んでおくことが大事です。

他サイトとデザインがかぶる可能性もあるので、トラブルになる危険性もあります。安心してロゴを使うには、デザイナーに依頼する方が無難です。

自分でデザインを考える

絵を描くのが好きな場合は、自分でデザインするのも選択肢の一つです。企業などのサイトであればそれは難しいですが、自分のサイトであれば自作することで費用も抑えることができます。また完全なオリジナルで作れるので、誰かに作ってもらうよりも愛着がわきます。

どのようなものにしたいのかイメージを決めてあるなら、ラフスケッチをしましょう。連想できるものをいくつも描いていき、最終的には5個以内に絞り込みます。イメージが固まったら、次はパソコンで作業をしていきます。

作業環境によっても違いますが、仕上げに使われるソフトはillustratorが多いです。自分のサイトのものを作るので一番できのいいロゴを選んでもいいですが、周りの人の意見を聞いてみることも大事です。自分では良いと思っていても、他の人が見たときは印象が違ったりします。

イメージと合わない、どこかで見たことがあるといった意見が出たりするので、家族や友人に審査してもらうことが大事です。自分では気づかなかったことが見えてきて、より良いロゴデザインを作れるようになります。

ロゴの作成方法はたくさんある

ロゴの作り方には様々な方法がありますが、基本的にはサイトのイメージを表現することが大事です。そのためどの方法を取るにしても、事前にイメージを固めておくことが重要です。

そうすることでデザイナーに依頼するにしても、自分で作成するにしても、スムーズに作成することができます。しっかりとロゴを作成して、サイト全体のデザインを向上させましょう。